子育て全般

寝返りしない、うつぶせが嫌いな赤ちゃんは心配ない?

「寝返りはまだ?」

生後4、5ヶ月になると、こんなことを聞かれるようになります。

「頑張っています」とか、「もう少しです」と言いたいのに、足をバタバタしているだけで、まったく寝返りの気配もないと本当に心配になってしまいます。

私の娘がまさにこのタイプでした。

新生児の頃からよく泣き、なかなか寝ないのには手を焼いていましたが、動きが少なく、たとえソファーに寝かせても絶対に床に落ちる心配のない赤ちゃんでした。

生後2ヶ月の頃助産師訪問があり、平均よりも太っている娘を見て「この子はおしりが大きいから、寝返りは遅いかもね」と言っていましたが、その通りになったわけです。

助産師さんに予告されていたので、4,5ヶ月になって寝返りしない娘を見ても、「この子はこの子の成長速度でいい。一生寝返りができないわけでもあるまい」と軽く考えていました。

ところが、生後6ヶ月になっても、7ヶ月になっても、まったく寝返りする気配を見せないのです。

寝返りが遅い子の特徴

「いくらおしりが大きいとはいえ、ちょっと遅すぎるな・・・」と、そこで少し焦り始めた私は、いろいろ調べ始めます。

必死で調べたことと娘を見てて感じた、寝返りが遅い子の特徴は・・・

寝返りが遅い子の特徴

●体が大きめ。
●お座りが大好き。
●うつ伏せが苦手、嫌い。
●慎重なタイプ。

体が大きめ

娘は生後6ヶ月にして10キロを超えている、平均の範囲ではありますが、紛れもない大きめの赤ちゃんでした。

離乳食も始めてないのに、こんなに育ってしまって大丈夫かと心配になりましたが、1歳を過ぎてからの体重はほとんど増えず、人並みになりました。

赤ちゃんが大きめでも小さめでも、親としてはとにかく心配になってしまうものですが、他の発達が正常であれば、体重はあまり心配しなくても大丈夫だそうです。

他の発達が正常であれば・・・?!

う~ん、うちの子寝返りしないな・・・と悶々と考えてしまいました。

でもころんころんのボディーの我が子を見ながら、いやこれ寝返りなんて無理でしょ!と思いました。

大きめということは、体が重いということです。手足が短くて、ぽっこりお腹で、さらにおしりまで大きいときたら、自分でくるっとうつ伏せになるなんて器用なことは難しくてなかなかできないのです。

うつ伏せが苦手

「この子はおしりが大きい」と言った助産師さんから、「寝返りを促すためにも、時々うつ伏せの練習をして下さい」と提案されていました。

それで毎日うつ伏せにさせていましたが、5秒もしないうちに「うっ・・・うっ・・ぎゃー!!」と苦しそうに泣き始めるのです。

そして私に「見てないで早く助けてよ~」という目で、必死に訴えてきます。どうしても自分でなんとかしようとしないのは、性格でしょうか?(^_^;)

お座りが大好き

娘はとにかくお座りが好きで、一度座ったら長い時は数時間その場で遊んでいるような赤ちゃんでした。途中でごろんと横になることも、もちろんうつ伏せになることもなく、ただひたすら安定感のある大きなおしりを武器にお座りして、とても楽しそうに遊ぶのです。

私がわざとうつ伏せになったり、動いて見せて「一緒にやってみよう」と促しても、へらへら笑っているだけで、自分ではまったくやろうとしないのです。

やりたくないのなら、不機嫌になるまでさせるのは逆効果な気がして、得意分野を伸ばそうと考えました。

お座りでずっと遊べるということは、集中力があるということです。

粘土や、お絵かきや、おもちゃの分解を何時間も一緒にやりました。手先を使うことは、脳にも良い刺激があるといいますので、運動能力はまだまだだけど、手先を使って脳の発達を促そうと考え方をシフトしました。

慎重なタイプ

私の娘の場合は、どの成長段階においても、この「極度の怖がり」という性格に悩まされます。

ただ、HSC「ひといちばい敏感な子」の本を読んで、怖がりや神経質といったような性格は、決してマイナスのものではないと、親の側が考え方を変える必要があると気付きました。

好奇心より恐怖心が勝ることの良い点は、「決して危ないことをしない」ということです。

娘の場合はおもちゃ等を口に入れたり、舐めたりすることもありませんでしたから、誤飲などの心配をしたことがありません。でもそのために、食べ物も口に入れてくれないという新たな悩みに直面しましたが・・・

なかなか寝返りをしないのも、現状で満足(?)しているからで、危険を冒してまで移動したくないんだろうな・・・と思いました。

本当は出来てた?!

娘は夜中に目が覚めると必ず泣いて私を起こし、母乳を求めていました。

生後10か月のとある日の深夜、母乳を求めて勢いよく私の方を向いた瞬間、くるっときれいな寝返りをしました。

でもその時の表情は「私としたことが、なんでこんな動きをしてしまったのか!」という顔で、激しく泣き出しました。不本意にも寝返りをしたことで泣く赤ちゃん・・・

というわけで初めての寝返りは10ヶ月の時でしたが、その後もほとんどしませんでした。

実は体の機能としては、だいぶ前から寝返りはできていたと思います。

ただやる気がなかった、やる必要を感じなかった、やるのが怖かった、という精神面の抑制のためにやらなかったものと思われます。

この「精神面」は、その後のハイハイやつかまり立ちや自力歩行にも、かなりの影響を与えました。

でもこれは性格であり良い面でもあるので、このような娘の母になったからには、平均や周りの目を気にしていたらこの先やっていけないと思いました。

今この時期の、慎重な娘なりの発達を喜んで見守ろう!と決意しました。

あんなに寝返りしなくて親に心配をかけていた娘も、やがてはうつ伏せで長時間遊ぶようになりましたし、ゴロゴロ転がる芋虫遊びもやるようになりました。

その発達を促すために親がしたことは、焦らず見守ることくらいでした。

寝返りをする時を決めるのは本人

これは、強い意志を持った敏感な子すべてに言えることではないかと思いますが、自分がやると決めた時がその時であって、それは親の希望の時ではないことがほとんどです。

すこしゆっくり、あるいはとてもゆっくりかもしれませんが、怖がりや慎重さゆえに寝返りをしない場合、必ずいつかできる時がきます。

焦る気持ちや心配になってしまうこともたくさんありますが(というより毎日ですが)、一生寝返りしない人はいないので、できる限りその子のペースで得意なことを伸ばしてあげられると、親子共々ストレスが少なくなりますね。