子育て全般

抱っこばかりで歩かない幼児。抱っこし続けるのが甘やかしではない理由

「ほら、みんな楽しそうに遊んでるよ、一緒に遊んだら?」

「やだ、抱っこ!」

「ママもう疲れちゃったから、自分で歩けるよね?」

「やだ、ずっと抱っこ!」

抱っこ魔と化した幼児は、母からいろいろなもの(体力やら精神力やら)を奪っていきます。

もともと慎重な子や活発なタイプではない場合、みんなで遊ぶことや新しい遊具よりも、まずは抱っこを求めることが多いですよね?

それに子どもって、ちょっと疲れるとすぐに「抱っこ」と言いませんか?

「私が抱っこしてほしいくらいだ!」と私は思います(@_@)

「もう自分の足で歩けるんだから歩いてほしい」と思いますが、実はほとんどの場合、子どもは必要だから抱っこを要求してくることがわかりました。

抱っこ魔になる理由

あまりにも「抱っこ抱っこ」と迫られると、毎回この要求に応えていたら甘えた子になるんじゃないかと思うことがあります。

でもある時、自分の子どもがわがままで抱っこを要求しているのか、そうでないのかを考えてみることにしました。

まず、抱っこしてほしい理由は大まかに言うと次の4つでした。

● こわい

● 甘えたい

● 疲れた

● ママが好き

こわい

うちの娘はこの「こわい」という理由が一番多いです。

とにかく世の中のものすべてが怖いんじゃないかと思うほどの怖がりっぷり。

知っている人でも久しぶりに会うと怖がるし、犬や猫は好きなのに実際に目の前にすると怖気づきます。

雨に濡れるのも、車のワイパーも、大きな声の人も、喧嘩している子どもたちも、子どもを叱っているお母さんも・・・

それらに遭遇するたびに、かなり手前から「抱っこ!!」と言います。

さらに「車は危ないから気を付けて」とうっかり言ったことをきっかけに、走っている車を見ると「抱っこ」と言う時期もありました。

車は常に走っているので、外出時はほぼ抱っこです!

良く言えば用心深いのです(*_*)

甘えたい

これも多いですよね。

子どもが親に甘えるのは本能で当たり前のことです。

甘えてはいけない理由など少しもないのですが

「もう3歳なんだから」

「もう大きいんだから」

と、つい思ってしまいます。

でも本当は、ちょっと抱っこしてくれれば気持ちが落ち着くって、人間らしい普通のことなんですよね。

疲れた

これも「甘えたい」に入ってくるかもしれませんが、疲れたら甘えたくなるんですよね。

でもあなた、最初から最後までずっと疲れてるんじゃない?という疑問もあります。

特に敏感な子は、外出するだけでもかなりのエネルギー使うので、「最初から最後まで抱っこ」という母にとっての修業もかなりの頻度ありますね。

ママが好き

好きな人にずっと抱っこしてもらえる幸せ。

なんか安心できるからママに抱っこしていてもらいたい。

とにかくママが好きなの!!

私が道端でだれかと話していても、娘は信じられないほど一言ももらさずずーっと聞いています。

相手を睨みつけながら(>_<)

そしてその人がいなくなると「ああ、終わったね~」と言います。

そして「どんな話をしていたのかしつこく聞いてくる」といううざい恋人と化すこともあります。

いつまでも抱っこで大丈夫なのか?

やっぱり心配になります。

ぜんぜん歩かないから、もう靴履かなくていいんじゃない?というほどの抱っこ魔なんですけど、うちの子大丈夫?

心配になった私がいろいろ読んだ本のフレーズで、特に印象に残ったものを紹介します。

専門家の見方

佐々木正美著「続・子どもへのまなざし」

早期教育は過剰期待になりがちです。

教育を始めるのは、その子の準備ができてからその子のタイミングで行うのが良いのです。

大切なのは子どもが気持ちを満たしてもらったと感じていることです。

いつからできるようになるかは、親ではなく子どもが決めます。

明橋大二著:「HSCの子育てハッピーアドバイス」

HSC「ひといちばい敏感な子」の育児で大切な事は、その子のペースに合わせること。

他の子と比較しないこと。

子どもの要求(抱っこ)を受け入れるのは甘やかしではなく、その子にとって必要なことです。

今の接し方(抱っこ)は子どもの特性に合わせた結果であり、[抱っこ]をするから敏感になるのではなく、敏感だから[抱っこ]しているのです。

敏感ゆえにその子に合わせた接し方をしているだけで、要求を受け入れるから敏感になっているのではありません。

結論:抱っこしまくろう!

敏感な子やこわがりな子に、一般的なアドバイスや、ママ友の助言はまったく当てはまらないことがあります。

というより、ほぼ9割は当てはまりません。

ここまで敏感な子は少数派なんだと肝に銘じています。

そんなアドバイスを真に受けて、上手くいかなくても誰かが責任をとってくれるわけでもありません。

それなら、うちの子どもをそんなに深く知らない人のアドバイスは真に受けず、子どもを観察して良いと思うやり方で接するようにしようと思いました。

子どもがわがままで抱っこを要求しているのかそうでないのかは、いつも接している親にしか分からないことだと思います。

うちの娘はきっと、4歳になってももしかしたら5歳になっても「抱っこ魔」だと思います。

でも街中で抱っこしてもらっている幼児を見ると、どの子もみんな幸せそうな顔をしています。

私はこの子どもたちの表情が答えだと思っています。

子どもが安心感を抱けて、親の愛を確信できるなら、それはきっと正当な要求なんだと思います。

学校に行くときになっても抱っこで登校している子はいないというのも、心強い現実です。

外出時の「いつでも抱っこ」は、長くてもあと3年くらいなんだと自分に言い聞かせています。

3年は長いけど!!

母の体はバキバキだけど!!

あと数年の抱っこ期を、身体のメンテナンスをしながら、子どもの必要を満たす時期と考えて頑張ります。

同じようなお子さんを持つ方がいらしたら、とても心強いです。