不登校

千原ジュニアさんが不登校時代の心境を告白『サンキュ!』9月号より

主婦向けの雑誌『サンキュ!』9月号に、お笑い芸人の千原ジュニアさんが自身の不登校時代について語った記事がありました。

千原ジュニアさんと言えばトークの達人ですが、物事の着眼点がユニークで指摘も鋭くて繊細な部分がありますよね。

そんな千原ジュニアさんは、14歳の時、学校に行くことをやめたそうです。

この『サンキュ!』の記事では、不登校の当事者としての心境を赤裸々に語っているので、現在不登校に悩むお子さんや親にとって、とても参考になりそうな内容でした。

不登校のきっかけなんてない

子どもが不登校になると、大人は「なんで?」「どうして?」と原因を追究したくなるものです。

でも子ども自身も学校に行きたくない理由が分からなかったりする。

これは親として覚えておきたいと思いました。

少し引用します。

友達とケンカしたとか、先生に怒られたとか、何か大きなきっかけがあって行かなくなったわけじゃないんです。
今思えば、何かじわーっとたまって『もうムリ』って、なった気がしますねぇ

もちろんいじめなどはっきりとした原因がある子もいるかもしれません。

でも「自分でも分からない何か」が理由である場合も多いのではないでしょうか。

ずっとあった違和感

じわーっとたまっていたものの正体を聞かれて、ジュニアさんはこう答えています。

違和感、ですかね。学校に行って、教室に入って、そこに座っている自分に対しての違和感です。

この得体の知れない「違和感」。
これを子どもが言葉で表現するのはかなり難しいですよね。

周りの大人たちの反応

ジュニアさんご自身は、あまり周囲の目を気にしなかったそうですが、親は気にしていたそうです。

学校に行くと強烈な違和感を感じるから、行くのをやめて家にいる。
でも家にいても安心できるわけじゃない。《中略》
学校よりは家、家の中なら自分の部屋・・・少しでも違和感の少ないほうに移動する・・・《以下略》

子どもは安心を求めて、居心地の良い、本当の自分でいられる場所を探すのですね。

こういう時期は、「どうして誰も理解してくれないんだ!」と疑問に思い、劣等感や怒りの感情の渦に落ちてしまうと思います。

その思いが態度に表れ「ダメな子」と思われてしまい、ますます居場所がなくなってしまうこともあるだろうなぁと想像しました。

ここには書きませんがジュニアさんは、実のおばあちゃんの接し方に救われたというエピソードも記事の中で語っています。

アドバイスなどない

ジュニアさんは、みんな違うから「こうすればいい」なんてアドバイスはできないと語っています。

ジュニアさん自身は、お兄さんからお笑いの世界に誘われて今の活躍にいたっていますが、それがなかったらどうなっていたかなんて誰にも分かりません。

人と違うことがプラスになる生き方、人と違わなければできないことを自分の子どもは見つけられるのか、親にも本人にも分かりません。

だから親も子も不安になってしまうこともあるのですが・・・

可能性に期待して

あまり書きすぎるとネタバレが過ぎるのでこの辺にしたいと思いますが、最後に私が心を打たれたジュニアさんの言葉を引用したいと思います。

人より感受性が豊かで、どっかの神経がむき出しだからそうなるわけですよね。
そういう子は、いい意味でどこか人とは違うものや、今までに見たこともないようなものがつくれる可能性があるじゃないですか。
親はその可能性に期待して待つしかないですよ。

人とは違う感じ方をする子、どこか繊細な子は、みんなと同じように生きることは苦痛なのかもしれません。

でもみんなと違う生き方なら幸せに生きられるはずと感じられた記事でした。

千原ジュニアさん「ならでは」の視点が強みであるように、その子「ならでは」の何かを見つけて自己肯定感を持てる子が多くなればいいなと思います。

店頭で『サンキュ!』9月号を見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

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