子育て全般

[体験談]子どもが手足口病に感染したら親に移ると悲惨!大人こそ注意すべき理由

小さい子どもの間で毎年夏に流行する病気に、手足口病があります。

風邪のような症状と共に、見た目が痛々しい赤い発疹が現れてかわいそうですよね。

上の写真は、娘が手足口病にかかった時の手の写真です。

子どもは比較的軽症で早く治る手足口病ですが、大人に感染してしまった時の恐ろしい体験談をまとめてみたいと思います。

手足口病・子どもの症状

手足口病はウイルスが原因の感染症です。主に5歳以下の乳幼児を中心に夏に流行します。

手足口病のウイルスは複数あり、一度かかっても別のタイプのウイルスにかかる可能性もあり、去年かかったからもう大丈夫と安心することはできません。

症状は、発熱、嘔吐、咳、鼻水、下痢などの一般的な風邪の症状に加えて、手、足、口に発疹が現れるのが特徴です。

ただし発疹が手、足、口すべてではなく、手だけ、口だけ、など一か所だけの場合もあるので、よく観察することが大切です。さらにひじ、ひざ、お尻などに発疹が出る場合もあります。

発疹は跡も残らず消える

手や足など皮膚上の発疹は見た目は赤くて痛々しいですが、痛みやかゆみはほとんどなく、3~7日ほどで消えて跡も残りません。

ただ、敏感なうちの娘は「かゆいかゆい」と騒いでいましたので、中にはかゆみを感じる子もいるようですが、基本的には心配いりません。

私の娘の場合は、熱が出た翌日の朝、手足に発疹が現れました。

上の写真をご覧のように、そんなに広がってもいないし、かなり軽症だったと思います。

大変なのは口内の発疹

可哀想なのは、口の中に発疹ができると、痛くて食べたり飲んだりすることができなくなることです。

乳児なら、飲むときに力を使う母乳を拒否するかもしれません。でも赤ちゃんは特に水分補給が大切です。力を使わないで飲めるストローや哺乳瓶などで水分を補給をする必要があります。

これは当たり前のことかもしれませんが、機嫌が激ワルになります。「不機嫌病」という異名を持つくらいです。

相手をするママは特に大変ですが、もっと大変なことにならないために、看病する際は自分に移らないように気を付ける必要があります。

我が家はなんと、私にも夫にも感染し、想像以上に大変でした。(その悲惨な体験は、後述します)

我が家の場合ですが、子どもの手足口病は軽症で、あっという間に治るという印象です。

爪に発疹ができると、数か月後に爪が剥がれたりぽろっと取れたりしますが、それもやがてきれいに治ります。

とにかく何度も言いますが、何よりも気を付けるべきは、大人に移らないようにすることです!

病院に行くべき?

発疹が出る前に高熱が出たり、下痢や嘔吐が始まる場合があるので、この時点で風邪やウイルス感染を疑って小児科にかかることが多いと思います。

でも手足口病はウイルス感染ですので、抗生物質は効きません。医師にできることはほとんどないそうです。

発疹が出る前にもらった風邪薬や抗生物質は、手足口病の治癒には力を発揮しないので、飲んでも意味がありません。

私は二日以上高熱が続いたら小児科へ連れて行くつもりでしたが、二日目には手足口病とはっきりわかる発疹が現れたので、治療法も薬もない病気のために混雑する病院へ行くメリットはないと判断し、自宅で安静にさせていました。

でももしお子さんが頭を痛がったり、二日以上高熱が続いたり、あまりにもぐったりしている場合は、重症になる前に受診するようにしましょう。

子どもから親に感染!

さて、個人的にはここからが本題と言ってもいいくらいです。

娘の手足口病の症状は3日ほどで治る軽いものでしたが、嘔吐や下痢はありましたので、処理をしなければなりません。毎回必ず除菌スプレーで除菌をしたり、うがい手洗いをこまめにしていたつもりでした。

しかし子どもというのは、予告なしにいきなり嘔吐したり(私はとっさのことで素手で受け止めたり)、抱っこしたらおむつから排泄物が漏れていたりするものです。

除菌にも限界がある、移る時は移る・・・と覚悟はしていたものの、大人が感染すると本当に大変です。

重症化することは知っていましたが、想像以上に悲惨でした。

「手足口病」なんて安易な名前にはそぐわない修羅場が待っていたのです。

まずは夫が罹患

朝、なんだか体調が悪いな・・・と言いながらも仕事に出かけた夫は、1時間もしないうちに帰宅し、そのまま布団に倒れこみました。

体温、9度6分。

そのころには娘の手足口病はほぼ完治していて、元気に遊びまわっていました。

もしかして移ったのかな?と思いましたが、まだ手足に発疹は出ていなかったので、他のウイルスの風邪かと思っていました。

発疹が現れたのは、翌日の午後でした。そう、奴らは遅れてやってくるのです!

この発疹は子どもに対しては優しくて、痛みはないようなのですが、大人には相当な恨みがあるのではないかと思うくらい痛みを与えてきます。

熱が引いても、足の裏が真っ赤になるほど発疹に占領された夫は、歩くたびに画びょうを踏むような痛みで、徒歩と電車で仕事に行くなんて拷問だということで、もう一日仕事を休みました。

最後の感染者は滅多打ちに・・・

さて、夫が高熱を出した日の夜、私も体調が悪くなりました。

頭痛と関節痛と喉の痛みとだるさに、恐ろしげな予感。でもただの風邪かもしれないと楽観的に考え、葛根湯を内服して早く寝ました。

翌日の朝、私は激しい喉の痛みで食事も摂れませんでした。

まだその時は、夫も私も発疹は出ていなかったので、風邪だと思い病院に行きました。

一応、数日前に娘が手足口病だったことを医師に伝えましたが、「手足口病が大人に移る確率はかなり低いです」と言われて安心しました。

喉を診察して「ひどい風邪だと思うから、抗生物質を出しておきます」と言われました。

「夫婦で仲良く同じ風邪ですね」と言われ、診察室で笑い合いました。何も知らなかった平和な時間・・・。

そのわずか1時間後、病院の帰り道を歩いていたら、靴の中に小さな石が何個か入っているような痛みを感じました。

帰宅して見ると、手足に発疹ができているではありませんか!

ついさっき「大人に移る確率はかなり低い」と言われたのに・・・。調べてみると0.6%くらいの確率だそうです。

そんな低確率のものに夫婦で罹患するとは、よほど運が悪いとしか言いようがありません。

以下、悲惨な症状を箇条書きにしてみました。

正確にお伝えするために、表現が生々しい箇所があります。苦手な方は 次の項目へ

症状1:手

発疹は日に日に増殖し、かなり痛い。窓の開け閉め、フタの開け閉めが苦痛で、手を使う仕事がとにかく痛い。箸も持ちたくない。

症状2:足

発疹の数はたいしたことないのに、一つ一つがとにかく痛い。歩く時の一歩一歩が、針山を歩いているかのような痛み。

苦肉の策で家の中では膝歩きをするも、そのころにはすっかり元気になっていた感染源の娘が、私の足に上ってきたり、歩き方を真似したり、抱っこを要求してきたりしてかなりつらい。

症状3:口

とにかく口が一番ひどい。喉の奥の手の届かない場所に、見えるだけでも大小12個の白く化膿した口内炎がびっしり。数日後にはそれらの口内炎が固まって一つになり、境目から出血もみられる。首も痛かったので、もっと奥にもあったかもしれない。

飲食物を飲み込もうとすると、焼けるような強烈な痛みに悶絶。一回飲み込むと、あまりの痛みに数分間休まないと次の一口は飲み込めない。痛すぎて食事は地獄の時間になるので、体重はかなり落ちる。

空腹と痛みで何度か本気で泣く。

食べられるもの

痛くてほとんどのものは食べられず、水も飲めなくなりましたが、私がかろうじて食べられた物を紹介します。

①素麺をふにゃふにゃにゆでて片栗粉でとろみをつけたもの。

②お餅

以上。

食べられそうで食べられなかったもの

①おかゆ。ご飯の一粒一粒が喉を通る時に卒倒するほど痛い。

②豆腐。たとえ絹豆腐でも豆をつぶしてできているんだと実感。多少のざらっと感が実は残っていて、つるっとしているのは見せかけだと知る。

③ゼリー。果汁が少しでも入っていると、強烈にしみる。

つらいけど、必ず治る!

結局一週間近くまともに食べられず、空腹に耐え、寝ていても痛いという、人格が崩壊しそうな症状が続きました。

ウイルスに抗生物質が効かないのは分かっています。

でもこの尋常じゃない口内炎が居座る間、まったく生きた心地がしないので、「だれか薬を開発してください!」と常に心の中で叫んでいました。

でも冷静に考えてみると、この病気の良い点は、「必ず治る」ということです。

世の中には命に関わる病気もたくさんあり、まだ薬が開発されていない難病もたくさんあります。

その中で、子どもは軽症で数日で治り、大人の患者は少なく、1週間から10日ほどで必ず治るという手足口病は、ある意味「なんでもない病」なのかもしれません。

ただその1週間が、強烈な地獄絵図なんですけどね!!!

とにかく移されないこと

私の娘はこれからも、手足口病にかかることがあるかもしれません。

それを完全に防ぐことは難しいでしょう。でも、私はもう絶対に子どもから移されないように気を付けなければ!と固く決意しています。

それくらい、『今まで経験した中で二度とかかりたくない病気No,1』になりました。

夫は1年経っても、足の爪の形が元に戻っていません。

毎年夏が恐怖ですが、夏こそ栄養や休養をとって免疫力をつけて、移されないように注意しようと思います。

子どもがいると、どうしても自分の健康や休息は後回しになりますよね。

でも子どものためにも、パパやママが自分の体を大切にしなければいけないと痛感した夏でした。

最後に、やっぱりだれか手足口病の薬を開発してください。お願いします!