HSCの生活

[体験談]HSCに「こどもちゃれんじ」の教材を使うメリットとデメリット

しまじろうで有名な、ベネッセが提供している幼児教材「こどもちゃれんじ」

とても敏感で怖がりなHSCの娘が、今まで受講してどんな感じだったかまとめてみたいと思います。

1歳の「こどもちゃれんじぷち」から始めて、「ぽけっと」を経て、今は3、4歳向けの「ほっぷ」を受講しています。

特にHSCなど敏感な子にとって、一般的な幼児教育・教材は刺激が強いことがありますよね?

うちの娘がどんな感じだったか赤裸々に書きますので、受講するかどうか考える材料にしていただければと思います。


「しまじろうと仲良くなれるか」問題

コンセプトとしてはしまじろうと一緒に成長するというものなので、そもそもしまじろうのぬいぐるみ(パペット)を好きにならなければ始まりません。

娘(赤ちゃん期)の特徴

●初めて会う人やぬいぐるみを怖がる
●慣れるまでに時間がかかる
●結局慣れない場合もある

最初はダメな気がしていました。

もししまじろうと仲良くなれなかったらそこでやめようと思っていました。

さりげなくご対面

“お昼寝から起きたらそこにしまじろうがいる”という設定にしてみました。

これみよがしに置いておきました。

いかにも人懐こい笑顔ですね~

つぶらな瞳でまっすぐ見ているこんなに目立つぬいぐるみ、無視する方が難しいと思いませんか?

でも娘はチラチラ見るだけで徹底的に無視し続けました。

得体の知れないものには触れずに、まずは安全かどうか様子を見ることにしたようです。

このままの状態で1ヶ月が経ちました。1ヶ月って!!

もうホコリ被っちゃってるわ。

でも1ヶ月経ったとき、娘がしまじろうの手に優しく触れているのを目撃しました。この時ちょうど1歳くらいです。

安心安全なものと認識したようで、一緒に遊ぶようになりました。

DVDは怖がる

こどもチャレンジには毎月DVDが付いていて、おねえさんやキャラクターがテレビの前で観ている幼児に語りかける場面が多いです。(まあ当たり前ですが)

よく知らない人に話しかけられることを怖がる娘は、DVDを観ると号泣していました。

その後何度か観せたのですが、怖がらないシーンがあるのでそこばかりを観せることにしました。

しまじろうを受け入れたことと、DVDの大丈夫なシーンだけを見せることで続けられると判断しました。

そこまでして受講した理由

当時の私がなぜそんなに必死だったかというと、娘はとても大変な赤ちゃんだったからです。

歯磨きも着替えもお風呂も外出も起きるのも寝るのも食べるのも、全力で嫌がる赤ちゃんでした。

当時はHSCという言葉も知らず、毎日がいっぱいいっぱいでワラにもすがるような気持ちでしまじろうに頼りました。

たとえぬいぐるみでも、仲間がいれば楽しく生活してくれるかも・・・と淡い希望を抱きました。

それに私自身初めての子育てで、ガイドのようなものが欲しいと思っていました。

親向けのコラムなども毎月送られてくるので、よく参考にしていました。

思わぬ盲点

これはHSCだからなのか我が家だけなのかは分かりませんが、2点ほど盲点がありました。

音の出る(話す)おもちゃを怖がる

どこからどのように音が出ているのか分からないおもちゃを怖がって、まったく手を触れませんでした。

スイッチを切って音が出ないようにすることで遊べるようになりました。

もったいないと言えばもったいないですが、代わりに一緒にしゃべりながら遊べるのは良いことだったと思います。

音の出るおもちゃの一例(こどもちゃれんじ「ぷち」)

※おもちゃのデザインは変更になることもあるようです。

子どもの発達に一喜一憂しがち

こどもちゃれんじは毎月その月齢にぴったりの教材が送られてくるので、だいたい平均的に何ができるかがわかります。

例えばこんな感じです。

●発語の時期や量

●色を覚える時期

●生活習慣を教える時期

●トイレトレーニングを始める時期

●ハサミやお箸などを始める時期

●数字やひらがなを教える時期

●公共のルールを教える時期

●お友達との関わり方を教える時期

言うまでもなく発達には個人差があり、すべては目安でしかありません。

これに当てはまらないことで親が焦ってしまい、子どもに優しく接することができなくなるのはつらいと思います。

娘はやたらと早くできたものもあります。

しかしこわいと感じるもの、まだできないと感じるものはトライしようとさえしないので、本当はできるのかもしれないけどやらないものもあります。

親としてあせらないようにすることが大変な時期もありました。

特にHSCを知らなかった時は、「どうしてやらないの?」とイライラしたこともあります。

色を覚えるマトリョーシカ(いろっち)

※おもちゃの名称は変更になることもあるようです。

こどもちゃれんじで感じたデメリット

あくまで我が家の場合です。参考程度に読んでくださればと思います。

損している気分になる時がある

音の出るおもちゃだけでなく、一時期絵本の読み聞かせを拒否する時期がありました。

詳しくは読み聞かせを拒否する子どもは感受性が強い?絵本の内容を変えて読む苦肉の策をお読みください。

毎月送られてくるテキストを一緒に読めないという状況でした。(今は読めるようになりました)

費用がもったいない・・・と何度も思いました。

それでも解約しなかったのは、娘にぴったりはまるもの(おもちゃも含めて)が必ず1つは入っていたからです。

さらに娘は「誰かに言われたから」という理由で何かをするタイプではないので、しまじろうが楽しそうに食事を完食していても、トイレで用を足していても、「じゃあ私もやろう」とはなりません。

写真は2歳前に送られてきた「トイレちゃん」。(でるかなでるかな?・・・としゃべる)

「ほ~らみてみて!しまじろうもトイレできてるよ、あなたもやってみよう!」
という煽り教材(^-^;

娘はこの「トイレちゃん」でずいぶん楽しそうに遊んでいましたが、自分でやるかどうかはまた別の問題でした。

結局我が家ではトイレトレーニングはしませんでした。詳しくは[実録]トイレトレーニングは不要?自然にまかせたらオムツはいつ外れるのか検証してみたをご覧ください。

そのため正直、「こどもちゃれんじ」って役に立ってるのかな?と思うことが多かったです。

でも4歳近くなってから娘の中でいろいろ繋がったというか、大切なことはよく覚えていることが分かりました。

時間はかかりましたが、やめなくてよかったと思っています。

やめづらい

子どもが次の教材が届くのをわくわくして待っていたり、次号の予告などを見て「これ楽しみだね」などと言うのでやめづらいです。

そんなに楽しみにしているなら・・・と思い、結局続けてしまいます。

企業の思惑にまんまとハマっているわけですね。

でも今思えば続けたメリットの方が多いので、思惑にハマってよかったと思っています。(強がり)

こどもちゃれんじを続けたメリット

十分に使えていないという理由で、続けるかどうか迷った時期もありましたが、いろいろ考えてメリットの方が多かったので今も続けています。

子どもが喜ぶ

我が家は普段、特に高価なおもちゃを買い与えることはありませんが、それは子どもが毎月のこどもちゃれんじを楽しみにしていて満足しているからです。

それを考えると、費用は安いと思います。

子どもの笑顔は親にとってプライスレスです。いや、プライスレスじゃなかった、お金はかかっている・・・

おもちゃ選びに迷わない

今の年齢・月齢ではどんなおもちゃがいいのか、知育的にも好み的にもよく分からないことが多いので、ぴったりのおもちゃが送られてくるのは助かります。

考えたり選んだりする手間が省けるのは、ありがたいです。

これはこどもちゃれんじ「ぷち」(1~2歳用)の、小さな手でも扱いやすいブロック。

ちょうど帽子を被るのを嫌がる時期(2歳前)に、しまじろうの帽子が送られてきた時は「さすがベネッセ、分ってるなぁ!!」と脱帽しました。

下の写真は2歳頃に送られてきた、しまじろうの妹「はなちゃん」
一人っ子の娘は「はなちゃん」を我が子のように可愛がり、献身的に世話を焼き、歌って寝かしつけています。

娘の母性本能を爆発させたアイテムと言えるでしょう。

はなちゃんのお世話は、4歳になった今でも毎日欠かさず続けています。

子どものことがよくわかる

得意なこと、不得意なこと、好きなこと、嫌いなこと。

一緒に教材を使っていると、こういうことがよくわかるようになりました。

それにこれは「こどもちゃれんじ」に限ったことではないですが、別にすべての教材を使う必要はないという結論に至りました。

子どもの個性や好き嫌いはそれぞれなので、すべてのおもちゃや教材に興味を持つなんてことはないと思います。

それに発達のスピードや順番もそれぞれです。

見向きもしていなかったおもちゃや教材や絵本に、数ヶ月経っていきなり興味を持ちだすこともたくさんありました。

HSCを育てるコツのようなものが掴めた

特に敏感な子にとって、「こどもちゃれんじ」を含め一般的な子どもに向けた教材は合わない部分もあります。

たとえば最近では「エスカレーターに乗るときは歩かずきちんと前を見てね」という話がありました。

もともと用心深いHSCの娘は、こういうことは本能的に分かっています。

あえて「危ないからね」と注意を上乗せすることで、エスカレーターに対する無駄な恐怖心を与えてしまいました。(毎回抱っこ・・・)

こういうところはさらっと流すか、飛ばして読むくらいでちょうどいいと思います。

HSCを育てるちょっとした注意点というか心構えが分かってきたというのが、私にとって良い点でした。

HSCがこどもチャレンジを有効に使うには

3年以上続けてみて、HSCなどの敏感な子がこの教材を最大限に使うには、親の側に柔軟性が必要だと思いました。

こどもちゃれんじに限らず、少数派の子を育てるにはとにかく柔軟性がないとつらいですよね。

意識したこと

●子どもが喜ぶ教材、おもちゃ、DVDだけを使う
●怖がって使えないものがあっても少し様子を見る
●教材に書かれていることがまだできなくても不必要にあせらない
●HSCは慣れるにもやってみるにも時間がかかることを頭にいれておく
●怖がっていたおもちゃも、あとになってヘビーに遊ぶこともある

あまり構えすぎると何にせよ続きませんし、子どもにプレッシャーをかけて本末転倒になりかねません。

「楽しいね、難しいことは抜きにして好きに遊んでみよう!」

くらいのスタンスで続けていくと、子どもの成長を実感できてとても良い幼児教材だと思います。

しまじろう、はなちゃん兄妹をかわいがる娘。

お食事を準備(さかなのぶつ切りをドーン!)

最近ではこんなこともありました。

こんな感じで、成長を促してくれるメリットもたくさんあります。

資料請求は無料なので、気になる方は取り寄せて検討してみてもいいと思います。

公式サイトはこちら 【こどもちゃれんじ】