子育て全般

超偏食・少食な幼児のために親ができる対策は無理に食べさせないことだった

うちの娘(4歳)は、離乳食の時期から食べ物をあまり口にしません。

最初はこんなものだろうと思っていましたが、1歳になっても、2歳になっても食べてくれませんでした。

しかも2歳の時、3ヶ月間食物を一切拒否していた時期があります。

詳しくは3ヶ月何も食べなかった2歳の少食・偏食娘。それでも元気に生きています!をご覧ください。(母乳だけはまだ飲んでいたので、それで乗り切りました)

食べないお子さん、偏食のお子さんをお持ちの方なら分かってくださると思いますが、

どんな手を使っても食べないものは食べないのです。

そんな娘もここ最近ようやく食べるようになってきたので(といっても一般的な子よりは食べませんが)、私がやったこと、やっても意味なかったことなどをまとめてみたいと思います。

一般的なアドバイスは当てはまらない!

偏食・少食の子を育てるためによくあるアドバイスとしては、このようなものがあります。

  • 親が美味しく食べるところを見せる
  • みんなで楽しく食卓を囲む
  • 盛り付けは少量ずつきれいに
  • 嫌いな物を好きなものに混ぜる
  • 一口だけでも食べたら終わりにしてあげる

あのね、こんな小手先のテクニック、ぜんぜん効きませんから!!

それにね、こんな小手先のテクニック、言われなくてもとっくに何度もやっていますから!!

どうにかして食べてほしいと一番思っているのは親ですから、こんなことは毎日何度も実験済みです。

この小手先テクニックが使えないから悩んでいるんです。


※ぬいぐるみに食べさせるのは大好きなのですが・・・

子どもの気質

HSCなどの敏感な気質を持った子は、味や見た目、固さやにおいをよく観察して鋭く感じています。

娘の場合はまずは見た目が気に入らないと絶対に手を出しません。

親がどんなに「これとっても美味しい!」などと食レポしても、「美味しいんだ、よかったね~」と言うだけで自分は食べません。

カラフルなキノコを見つけても好奇心で食べてみるようなことは、絶対にしないタイプです。とても用心深くてある意味安心です。

「食卓にあるからといって、親が食べているからといって、安易に手を出さないというのは自分で考える力があり良いことである」と無理やり良い方に解釈してきました。

やめてよかったこと

偏食でほとんど食べない娘に対して、以前やっていたけど今はやめてよかったことがあります。

焦ること、心配すること

食べない子に心配はつきものですが、どう頑張ったってどうせ食べないのだからこの際心配しないように意識してみました。

『心配』って子どものことを思っている言葉のようですが、私の場合は逆効果です。

心配すればするほど『この子のために』と思って子どもの気質や限界を無視してやらせようとしたり、イライラしたりしがちなのです。

身長も体重もグラフの下ギリギリかそれ以下だったりすると本当に心配です。

「栄養が足りていないから○○なのでは?」と、なにか好ましくないことがあると偏食に結びつけたりしていました。

例えば娘は超乾燥肌でかゆがるので、偏食のせいだと考えて悶々とした時期もあります。

もしかしたら本当に偏食のせいかもしれません。でもどんなに心配したところで、焦ったところで

どうせ食べないんです。

それなら今を楽しくする方が生産的なのかもしれないと考えました。

そうすると食事の時間が親も子も楽になりました。

食べてもいいし食べなくてもいいと分かると、娘は晴れやかな顔で「食べない」という選択をしました。

不機嫌な顔であるいは泣き顔で食卓を囲むより、晴れやかな顔で食べないで遊んでいてくれる方がずっと健康的に思えました。

わざとらしい食レポ

食レポのプロでもない素人の私がどんなに一生懸命「美味しいよアピール」をしたところで、敏感娘にはすべてお見通しです。

わざとやっていることはすぐにバレます。

そのわざとらしさを嫌がり、怒り出すこともありました。

娘は騙されない・・・

親のアピール作戦に乗ってくれる子もいるのかもしれないけれど、うちの子は無理。

早々に気づいて撤退しました。


※おままごとで料理をするのも大好きなのですが・・・
鳥と玉子が入っているから親子丼だそうです(シュール・・・)

やってよかったこと

次に偏食娘への対応でよかったことを挙げてみます。

シンプルです。

何もしない

えっ・・・??と思われるかもしれません。

でもそうなんです、そっとしておくのが一番よかったです。

何もしないとは語弊がありますね、子どもの感じ方に合わせるという意味です。

「食べない」という子どもの決定を尊重するということです。

元気になれる言葉に触れる

私は児童精神科医の故・佐々木正美先生の本やコラムを読むと安心することがあります。

一部をご紹介します。

子育てには一生懸命やってはいけないことがあります。
偏食を直そうと、お母さんが頑張りすぎると子どもはたくさんのものを失います。
嫌いな物を食べなくても、楽しく食事していればたくさんのものが心の栄養になっていきます。
食べられないものがあっても、健康でさえあれば問題にされることではありません。

心の栄養になるって、いい言葉ですよね。

食べるようになってからもあせらない

そんな娘も、最近新しいものを食べてみようという気持ちになってきました。

急にいろいろ食べるようになって、かなり驚いています。

敬遠していたパスタを2本食べた時は、嬉しくて私が泣きそうになりました。

食べる時に口の周りにパスタが触れがちになるのが嫌だったそうでそれ以来食べませんが、いずれ上手にフォークに巻けるようになればまた食べるようになるでしょう。

そこで上手なフォークの使い方講座などを始めてしまうと、うんざりすると思うのでやめました。

「もっと食べよう」ではなくて、「2本も食べてすごい」のです。

ただただ褒めるだけにしました。

口の周りのことなんて忘れてまでも食べようと思うほど、パスタは魅力的な味ではなかったのでしょう。

てことは私の調理の問題か・・・うん、じゃあ仕方ない。あきらめよう(◎_◎;)

今でもこちらからお勧めして何かを食べることはほとんどありません。

食べるときは自分から「食べてみようかな」と言います。

その時を気長に待ち続けています。


※敷物を下に敷くなど、盛り付けにもこだわる娘。
向かって右側が例の親子丼です。

そういえば私も

先日自分の母に子育てのことをインタビューしました。

HSCの育児は大変だった?よかったことは?自分の母にインタビューしましたをご覧ください。

その記事には書きませんでしたが、私の偏食時代の話も聞きました。

とにかく食べない、食べても少食、人並みに食べるようになったのは小学校5年生頃だったそうです。

小さい頃はバナナと牛乳しか口にせず、体もガリガリだったそうです。

好き嫌いも多く、大人になるまで野菜はあまり食べませんでした。

家で野菜ばかりのメニューの日は、不機嫌になっていた記憶があります(>_<)

でも母に「食べなさい」と言われた記憶はありません。

あまりに少食だったので、食べられるものだけでもいいから食べてほしかったのだそうです。

娘を心配している私も、十分親に心配をかけてきたようです。

今ではこんなに・・・

今の私は食事は楽しいし、野菜も大好きです。

子どもの頃は食べることを強制されず、嫌いなものは一切食べませんでしたが、私は人並みの体に成長しました。(身長は若干低いですが)

今はどうやったらあと3キロ落とせるか悩んでいます。

だから大丈夫です。

食事の時間が嫌いにならなければ、だんだんと食べるようになります。

要点まとめ

どうせ食べないのであまり心配せず、わざとらしい食レポもせず、安心できる言葉を支えにして、「食べない」という本人の意思を尊重して、食べるようになってもあせらない。


以上が我が家に合ったやり方でした。

それぞれのお子さんに合うアプローチの仕方は異なると思いますが、悩んでいる方に少しでも参考になればうれしいです。

子ども用の栄養補助サプリを使ってみた記事も書いています。
子どもが喜んで食べるマルチビタミンサプリなのでおすすめです。